(1)新刊
今回の文学フリマ東京に合わせた新刊が一冊。こちらは直というか、文フリ+webのみの販売。
ほか、3月に刊行しました、一般流通もしている新刊が二冊あります。
『戦中統制取次日配専務大橋達雄の話』
著:雅子ユウ
出版:H.A.B
本体:300+税
判型:文庫版、中綴じ手製本、並製、44P
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「若干三六歳にして、戦時中に全取次を統合して設立された国策会社「日配」の中枢として出版統制を牽引したものの、戦後は病に倒れ、取次業界はもとより出版業界に大きな足跡を残すことなく、四九歳で早世した人物」大橋達雄について、関連書目から経歴を整理し、日配取締役抜擢への道筋を検討することで、出版流通史の片隅に光を当てる試み。
ずこうことばでかんがえる[新装版]
ずこうことばでこたえましょう
著:きだにやすのり
本体:1300+税
判型:四六版変形(116☓180mm)
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本文用紙は2種類の紙を使って交互に印刷しているので、実際に見ていただけるとうれしい!
「自分の身体の中をとおって一度はそのことを体験したことば」として「ずこうことば」を定義して、簡単なテキストとイラストで制作、アイデアのヒントや工夫を伝える作品集。
自分が自分への質問を考える『ずこうことばでかんがえる』と、
自分が動き出すための質問に答える『ずこうことばでこたえましょう』の二冊構成。
(2)準新刊
昨年11月開催の文学フリマ東京での新刊です。地道にロングセラー。
『あの本屋のこんな本 本屋本書評集Ⅰ』
著:雅子ユウ
出版:H.A.B
本体:900+税
判型:文庫版、無線綴じ並製、84P
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「本屋の本を読む。」
ただただ本屋について書かれた本を読み、それを紹介した書評集。といいつつ本屋の定義は曖昧で、取次など流通関連の本も多く収録。著者の守備範囲から、ISBNの付いていない昭和の本も発掘した本を売る人の本を読む本(Book of Bookstore's Book)第一弾。
『よくわかる出版流通の実務』
出版:H.A.B
価格:600+税
判型:文庫版、無線綴じ並製、48P
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取次や出版社の営業部門に配属された人が、入社一年目の実務経験で自然に覚える程度の知識を目安に記述された出版流通の技術書。出版論、取次論という言葉からイメージされるような概論や提言、「業界裏話」のようなものを意識して排除した、純粋な実務集。巻末に参考文献も掲載。
(3)H.A.Bノ冊子とボリュームディスカウント+購入者特典
当店オリジナル冊子を販売します。最新刊は購入特典で、既刊になると販売される仕組みです。
イベントでは最新刊(13号)まですべて販売します。
既刊も増えましたので、イベント限定で同冊子を複数購入で一冊につき、100円ディスカウントします。2冊>100円引き。3冊>200円引き。4冊>300円引きです。まとめ買いにどうぞ。
また、冊子に限らずなにがしかをご購入いただいた方には「冊子2号or3号」を特典で差し上げます。気になっていたかたはこの機会にどうぞ〜
(4)既刊のヤレ本の特別販売
委託で流通している既刊は、どうしても返品などで痛みがでてしまいます。しかし読めないほどの痛みはごく一部でほとんどはちょっとヨレている程度です。捨てるのも忍びないので、(実物も直接確認いただける)このイベントで一部を販売いたします。ディスカウントは痛みの度合いも考慮して下記のお値段です。
『プルーストを読む生活』
定価:3245円 → 2000円
*一部の折りが少しずれています(上記写真参照)。輸送によるものです。そのままバラバラになってしまう可能性は低いと思いますが、懸念はあるため比較的安めの値段です。カバー、帯は新品に取り替えています。
『山學ノオト』
定価:1980 → 1000円
*表紙にヨゴレ、折れがあります。軽微なものですが。
なお、『山學ノオト2(二〇二〇)』は新刊でヤレ本もないため正価(2000円)での販売です。
『HAB 本と流通』
定価:1320円 → 800円
*全体にヨゴレやスレがあります。
『HAB 新潟』
定価:1320円 → 600円
*全体にヨゴレやスレがあります。
(5)オリジナル・「本読んでる?」ボールペンの販売
当店オリジナルの英語、韓国語、中国語(繁体字)で「本読んでる?」とプリントされたオリジナルボールペン。
を販売します。
ボールペンはいまや貴重な廃盤ボールペン、Bicオレンジ(青)がベースです。
詳細はこちらからどうぞ