当記事はH.A.Bが取次の新刊を案内する際に使用した文面をそのまま掲載しているものです。仕入れご希望の方は注文方法から、通常の購入をご希望の方は注文サイトから(いずれも末尾)ご購入ください。
『代わりに読む人0 創刊準備号』
四六判222頁(一部カラー) 並製本カバー付[束幅約15mm]
価格 1,800円(本体)+税 (書籍扱い)
発行者 代わりに読む人
ISBN 978-4-9910743-0-1 C0093
配送日:2022年5月末、初回発送
取次経由は6月15日ごろに店着
【販売条件】
買切:70%/委託:80%
*取次流通あり。
『うろん紀行』『アドルムコ会全史』と話題作かつ骨太な本を出版している「代わりに読む人」より雑誌が創刊されます。
丁寧で詳しい出版社コメントをいただいていますので、詳細はそちらをご覧ください。
著名な作家から、多様な背景を持つ書き手たち。著書はなくても、個人的にすごく気になっていた! という書き手も多く、代わりに読む人主催・友田とんさんの読み手としての手腕が存分に発揮されていると感じられます。
誌面全体に新規のアートワークが入る、デザイン的にも嬉しい一冊です。
[代わりに読む人からのコメント]
文芸雑誌『代わりに読む人』は年1回刊行していきます。
「読む」ことを通じた思いもよらぬ隣人や異界との出会いを生み、
読む/書く人たちの試行錯誤の場となる「公園」を目指します。
今回は創刊号ではなくあえて創刊準備号とし、特集もずばり「準備」としました。
文芸に限らず、アート、科学、実務などにアンテナを伸ばし、
ぜひ読んでみたいと思う人びとに準備をテーマに、
小説、エッセイ、批評、漫画などを執筆いただきました。
芥川賞作家の小山田浩子さんの短編小説や、
『A子さんの恋人』の著者・近藤聡乃さんの創作についてのエッセイ漫画、
『ODD ZINE』などの独自の活動を展開する小説家・太田靖久さんや、
『アドルムコ会全史』が好評の小説家・佐川恭一さんの短編小説など、
これを目当てに手にとってくださるような作品と並んで、
偶然であった、とても面白いものを書かれ、多くの人に読まれてほしいと願う人たちに、
代わりに読む人ならではの作品を書いてもらっています。
多くの人に興味を持ってもらえるのではないかと思います。
執筆者が読んだ本を紹介する「2021年に読んだ本」には、
文学、人文、漫画など、様々な本が集まりました。
さらに、連載・小特集「これから読む後藤明生」では、
今年生誕90周年を迎えた後藤明生と新たに出会うきっかけとして、
初心者からファン、怪談作家、批評家まで、後藤明生について新鮮な視点で、
書いてもらっています。
装画・挿画は代わりに読む人のロゴを描いていただいているアーティストの佐貫絢郁さん。
ほぼ全ページにわたり、佐貫さんのアートワークが置かれていて、
佐貫さんの作品集としてもお楽しみいただけます。
【フェアやイベントについて】
刊行から半年くらいかけて、フェアやイベントを行いたいと思っています。
例えば、誌面と連動した「2021年に読んだ本」や執筆者の関連書フェア、
また、執筆者を交えたトークイベントや読書会などを開催していきたいと考えています。
こちらからご提案いたしますが、ご希望があれば気軽に代わりに読む人までお知らせください。
【執筆者一覧】
蛙坂須美(怪談作家)
海乃凧(作家)
太田靖久(小説家)
小山田浩子(小説家)
オルタナ旧市街
柿内正午(会社員)
鎌田裕樹(農家見習い)
近藤聡乃(アーティスト)
佐川恭一(小説家)
田巻秀敏(IT技術者)
陳 詩遠(物理学者)
東條慎生(ライター)
haco
橋本義武(数学者)
伏見 瞬(批評家・音楽家)
二見さわや歌(菓子店店主)
毛利悠子(美術家)
わかしょ文庫(作家)
コバヤシタケシ(デザイナー)
友田とん(作家・出版社代表)
佐貫絢郁(装画・挿画・ロゴ)
コバヤシタケシ(ブックデザイン)
飯村大樹(組版)
サワラギ校正部(校正)
[以上]
その他、近隣の取扱書店の店頭およびwebショップもご利用ください。